イモビライザーを後付けする方法とは?注意点やおすすめの製品も紹介!
2025.09.16
自動車の盗難防止装置の一つである「イモビライザー」は、後付けで取り付けられることをご存じでしょうか。
特に、純正のセキュリティでは不安な方や、盗難されやすい車種を所有している方などは、後付けのイモビライザーを装着して盗難防止対策をすることがおすすめです。
今回は、イモビライザーを後付けする方法や注意点、後付けのイモビライザーでおすすめの製品をご紹介します。
さらに、後付けイモビライザーの価格相場や、イモビライザー以外の後付け可能な盗難対策などについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
イモビライザーとは?
イモビライザーとは、「車の鍵と車体に登録されたIDが一致したときにのみ、エンジンを始動させる」という電子システムにより、自動車を盗難防止する装置です。
イモビライザーが搭載された鍵には、高度に暗号化されたIDが組み込まれていることから、窃盗犯によるIDの複製はほとんど不可能だといわれています。
その防犯効果の高さから、1998年にはEU諸国で販売される全ての新車へのイモビライザー搭載が義務化され、日本では2000年代に入ってから広く搭載され始めました。
イモビライザーと一般的な鍵の違い
車の鍵は主に以下の3種類にわけられ、それぞれ以下のような特徴があります。
リモコンキー | リモコン操作でドアの施錠・解錠をし、鍵穴にキーを差し込むことでエンジンを始動させる。 |
スマートキー | 鍵を持って車に近付くとドアが解錠され、キーを近づけてボタンでエンジンを始動させる。多くのスマートキーにはイモビライザー機能が搭載されている。 |
イモビライザーキー | 鍵穴に差し込んだときにイモビライザーのID照合を行うキー。ドアの施錠・解錠機能はないので、リモコンキーと組み合わさっていることが多い。 |
イモビライザーが搭載されている鍵と一般的な鍵の違いは、「トランスポンダ」というICチップが内部に埋め込まれているかどうかです。
イモビライザーが搭載されている鍵には、このICチップが埋め込まれており、車両に設定されているIDと照合することで、エンジンを起動できます。
「ボタンでエンジン始動をするタイプ = イモビライザー」と考えている方も多いですが、ボタンでエンジン始動できるスマートキーが全てイモビライザー搭載とはいえません。
イモビライザーを後付けするメリット
イモビライザーを後付けするメリットには、以下の2つが挙げられます。
- 盗難防止効果を高められる
- 様々な装置と組み合わせて機能を強化できる
こちらでは、上記2つのメリットについて解説します。
盗難防止効果を高められる
イモビライザーを後付けで搭載することで、盗難防止効果を高めることができます。
高度に暗号化されたIDは複製されるリスクがほとんどないため、不正にエンジンを始動させるのは難しくなります。
また、イモビライザーが搭載された車は、ダッシュボードのランプやアクリルスキャナーで窃盗犯にセキュリティの装着をアピールできるため、犯行抑止にもつながるでしょう。
純正だけではなく後付けのイモビライザーをプラスすることで、さらに防犯性能を向上させることも可能です。
様々な装置と組み合わせて機能を強化できる
イモビライザーを後付けするメリットとして、様々な装置と組み合わせてさらに機能を強化できるという点も挙げられます。
イモビライザーの後付けはカーセキュリティ専門店に依頼することが一般的なので、その際に駐車環境などに合わせて、プロの視点から効果的なカーセキュリティを紹介してもらうことが可能です。
単一の防犯対策ではプロの窃盗犯に突破されるリスクがあるため、複数の対策を組み合わせることで、盗難の抑止につながります。
例えば、車体への衝撃やドアの不正開錠を検知してアラームを鳴らすシステム、GPSによる車両の追跡ができるシステムなどを組み合わせることで、セキュリティがより強固になります。
イモビライザーを後付けする方法
イモビライザーの取り付けは、専門的な知識をはじめとする様々なノウハウが必要なため、カーセキュリティ専門店に依頼するのが安心です。
カーセキュリティ専門店であれば、セキュリティに関しての個別相談後、予算に合わせた商品紹介、取り付けや機能説明、アフターフォローまで全てをサポートしてくれます。
例えば、カーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」であれば、最新の車両犯罪情報をもとにお客様のライフスタイルや駐車環境に応じて最適な防犯対策のご提案が可能なうえ、「防犯設備士」の資格を持つ専門のセキュリティインストーラーが施工やアフターフォローまでを一貫して担当いたします。
後付けイモビライザーの価格相場
後付けイモビライザーの価格相場は、5〜20万円ほどが一般的です。
この金額は、イモビライザーのみを後付けする際の価格相場ですが、イモビライザー以外の機能も組み合わせて強固なカーセキュリティを装着する場合、製品の性能によっては40万円以上といった幅広い価格になることもあります。
イモビライザーを後付けするときの注意点
イモビライザーを後付けするときの注意点は、以下の2つです。
- 取付技術力のあるカーセキュリティ専門店に任せる
- 他の手口への対策も検討する
こちらでは、上記2つの注意点について解説します。
取付技術力のあるカーセキュリティ専門店に任せる
イモビライザーを後付けするときは、取付技術力のあるカーセキュリティ専門店に任せるのが最適です。
取付技術力のあるカーセキュリティ専門店であれば、ユーザーの駐車環境などをふまえて個別に最適な製品を提案できるうえ、製品のセキュリティ性能を最大限活かせる施工が可能です。
カーセキュリティ専門店を選ぶ際は、「経験の長さ」「施工実績の多さ」「防犯設備士の有資格者がいるか」「アフターフォローが充実しているか」をチェックしましょう。
他の手口への対策も検討する
イモビライザーを後付けする際は、他の手口への対策を検討することも忘れないようにしましょう。
これは、イモビライザーだけでは、「車上荒らし」「イモビカッター」「リレーアタック」「CANインベーダー」といった車両盗難手口の対策が難しいからです。
幅広い盗難手口への対策をするためにも、イモビライザー以外の後付け可能な盗難対策も検討し、防犯性能を総合的に高めていくことが必要だといえます。
イモビライザー以外の後付け可能な盗難対策
イモビライザー以外の後付け可能な盗難対策として、代表的なものは以下の4つです。
ハンドルロックやタイヤロック | ハンドルやタイヤを物理的にロックして車両盗難を防ぐアイテム |
ドライブレコーダー | カーセキュリティと連動し、異常感知した際に大音量サイレンやライトフラッシュと同時に録画ができる製品がある |
セキュリティアラーム | ガラス割り・ドアのこじ開け・不正なエンジン始動などの異常を検知して、大音量サイレンやライトフラッシュを発するシステム |
GPS | スマートフォンと連動して、車両の位置情報を確認することができるシステム |
上記のような後付け可能なカーセキュリティや、自宅駐車場に備えつける専用の防犯カメラなどを活用し、イモビライザーとともに適切なセキュリティ対策を行いましょう。
後付けのイモビライザーでおすすめの製品
後付けのイモビライザーをお探しの場合は、以下2つのブランドによる製品がおすすめです。
- HORNET
- VIPER
愛車に最適な製品についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
HORNET
HORNETは、30年以上のノウハウで高い品質と安定した性能を提供しているカーセキュリティブランドで、大手自動車メーカーや警備保障会社などからも高く評価されています。
日本国内の車両盗難の手口に特化した効果的な製品をラインナップしており、ハンドルロックなどの物理的対策から、最新のセキュリティ技術が詰まった高性能センサーなどを幅広く選択することができます。
HORNETの製品を検討されている方は、カーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」にて無料相談を受け付けているので、この機会にご相談ください。
VIPER
VIPERは、最先端のテクノロジーで防犯性能を徹底して高めることができるカーセキュリティを取り揃えており、特定のカーセキュリティ専門店でしか扱えないブランドです。
「世界最高レベルの暗号化技術」「業界最高峰の多重センサーシステム」「専用リモコンによる完全制御」といった高機能を車に搭載させられるうえ、多彩なオプションを組み合わせてより強固なセキュリティを実現させることもできます。
VIPERの製品を検討されている方は、専門のセキュリティインストーラーが在籍しているカーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」にて無料相談を受け付けているので、この機会にご相談ください。
イモビライザーの後付け、まとめ
イモビライザーの後付けで愛車の防犯性能を向上させる際は、取付技術力のあるカーセキュリティ専門店に依頼したり、他の手口への対策も検討したりするのがおすすめです。
「愛車の盗難を防ぐためにセキュリティ性能を高めたい!」という方は、カーセキュリティ市場トップシェアのカーセキュリティ専門店であるセキュリティラウンジにご相談ください。
現在開催中の無料セキュリティ相談では、最新の盗難手口の対策方法やセキュリティ対策がされた実際のデモカー体験、防犯のプロへの相談ができるので、ぜひこちらのページからお近くの店舗へのご来店予約をしてみてください。