ハイエースの盗難が減ったのは本当?盗難被害を防ぐための対策を紹介!
2025.10.02
「ハイエースの盗難が減ったと聞いたけど本当?」という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
ハイエースを所有している方にとって、盗難件数が減っていれば盗難の心配が少なくなるので真偽が気になりますよね。
今回は、ハイエースの盗難が減ったのは本当かどうかや、ハイエースが盗難の被害に遭いやすい理由をご紹介します。
さらに、ハイエースの盗難に使われる代表的な手口や、ハイエースの盗難対策に効果的な方法などについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイエースの盗難が減ったのは本当?
過去に比べて、ハイエースの盗難が減ったのは本当のことです。
2007年〜2014年まで、ハイエースの盗難件数は全体でもトップでしたが、2012年5月に盗難防止装置がハイエースに標準装備されるようになってから盗難件数は大きく減りました。
一方、直近2年(令和5年、6年)のデータを見ても、ハイエースの盗難件数は依然としてトップ5に入っており、全体の中では盗難のターゲットにされやすい車種だといえます。(参照:2025年3月 警察庁 自動車盗難等の発生状況等について)
ハイエースが盗難の被害に遭いやすい理由
ハイエースが盗難の被害に遭いやすい理由は、以下の通りです。
- 海外で人気がある
- 耐久性が高い
- 積載量が多く利便性が高い
- トヨタの人気がある
- 部品の汎用性が高い
ハイエースは世界中で人気のある車種なため、盗難のターゲットにされることが多いです。
また、耐久性に秀でているうえ、積載量が多くて利便性が高いという特徴もあり、トヨタの人気も相まってハイエース需要が高いことも、窃盗犯に狙われやすい所以でしょう。
さらに、ハイエースの部品の汎用性は高く、盗難された後に分解されて高額で売却されるケースも多いため、古い型式のハイエースでもターゲットにされています。
ハイエースの盗難に使われる代表的な手口
ハイエースの盗難に使われる代表的な手口は、以下の4つです。
- 荷物の積み下ろし作業中の盗難
- ガラス割りによる侵入
- リレーアタック
- CANインベーダー
こちらでは、上記4つの代表的な手口を解説していきます。
荷物の積み下ろし作業中の盗難
ハイエースの盗難に使われる代表的な手口として、荷物の積み下ろし中の盗難があります。
鍵を付けたまま扉を開けた状態で荷物を積んだり下ろしたりしている途中、車から離れたわずかな隙に盗難されるというケースは珍しくありません。
ハイエースは商用車として利用されることも多いので、仕事現場の作業中に盗難被害が多いことも特徴です。
ガラス割りによる侵入
ハイエースの盗難において、ガラス割りによる侵入も代表的な手口です。
サイドガラスなどを割って侵入するシンプルな手口ですが、異常時にアラーム音を鳴らすような防犯対策ができていないと気づけないことも多いでしょう。
リレーアタック
スマートキーが搭載されているハイエースの場合、「リレーアタック」という手口が使われることもあります。
リレーアタックとは、スマートキーが発する微弱な電波を特殊な機械でキャッチして、不正にドアロックの解除やエンジン始動を行う手口です。
車とスマートキーの距離が離れていても電波が悪用されてしまううえ、数十秒の間に犯行が行われるという特徴があります。
CANインベーダー
CANインベーダーという手口も、ハイエースの盗難に利用される代表的な手口です。
CANインベーダーとは、外部から車両の通信システムに不正アクセスし、ドアロックの解除やエンジン始動を行う手口のこと。
短時間で行われる巧妙な手法であり、盗難被害が全国で拡大しています。
ハイエースの純正セキュリティの種類
ハイエースの純正セキュリティとしては、以下2種類が挙げられます。
- オートアラーム
- イモビライザー
こちらでは、上記2つの純正セキュリティの特徴について解説していきましょう。
オートアラーム
オートアラームは、ドアガラスが割られたり侵入センサーが動く物体を検知したりなどの異常発生時に、アラーム音を鳴らすセキュリティシステムです。
大きな音を鳴らすことで周囲の人の目線が集まり、窃盗犯の撃退につながります。
一方、純正オートアラームの解除方法を理解している窃盗犯の場合、解除されてしまうリスクもあります。
イモビライザー
イモビライザーは、登録されたキー以外のキーでのエンジン始動を防ぐためのセキュリティシステムです。
キーを物理的に複製されてしまっても、鍵内部のICチップのIDと車のIDが一致しなければエンジンはかからないので、防犯効果は高いとされています。
一方、イモビライザーの機能を無効化する「イモビカッター」や、キーのIDを読み取られてしまう「コードグラバー」という巧妙な手口を利用されてしまうと盗難のリスクがあります。
ハイエースの盗難対策に効果的な方法
ハイエースの盗難対策に効果的な方法には、以下の4つがあります。
- キーをさしっぱなしにしない
- 乗り込んだらドアロックを徹底する
- 駐車場の防犯対策を行う
- カーセキュリティを導入する
こちらでは、上記4つの盗難対策について解説します。
キーを差しっぱなしにしない
シンプルな対策ですが、キーをさしっぱなしにしないことは盗難対策に大切です。
窃盗犯は少しの隙があれば盗難を実行できるので、自宅の敷地内だとしても、車から離れるときはキーを抜いて施錠しましょう。
乗り込んだらドアロックを徹底する
車に乗り込んだらドアロックを徹底することも忘れないようにしましょう。
犯人が助手席や後部座席に乗り込んで盗難するケースもあるため、ハイエースのように運転席から後部座席への侵入が見えにくい車種は注意が必要です。
駐車場の防犯対策を行う
窃盗犯からハイエースを守るためには、自宅駐車場での防犯対策を行うことも重要です。
一般住宅は車両盗難が最も多く発生する場所であるため、自宅だからと安心せず、センサーライトや防犯カメラといった犯人の撃退に効果的な防犯対策を行うのが良いでしょう。
カーセキュリティを導入する
ハイエースの盗難対策には、カーセキュリティの導入が最適です。
カーセキュリティとは、車上ねらい・部品盗難・自動車盗難の様々な手口から車を守るための装置のこと。
カーセキュリティを車に導入することで、いつどこで被害に遭うかわからないプロ窃盗団の巧妙な手口に対して、強固な対策を行うことができます。
カーセキュリティには、「物理的なロック」「音や光の威嚇」「GPSでの追跡」などの種類があり、駐車環境などに合った適切な製品を選ぶことが重要となります。
カーセキュリティ専門店の「セキュリティラウンジ」なら、防犯設備士の資格を持つ専門のスタッフが最適なセキュリティシステムのご提案を行っているので、お気軽にこちらからご相談ください。
ハイエースの盗難対策におすすめのカーセキュリティ
ハイエースの盗難対策におすすめのカーセキュリティは、以下の2つです。
- HORNET
- VIPER
こちらでは、上記2つのカーセキュリティの特徴について解説します。
HORNET
HORNETは、30年以上のノウハウを結集した「高い品質」と「安定した性能」を提供しているカーセキュリティブランドです。
大手自動車メーカーや警備保障会社などからも高く評価されているHORNETのカーセキュリティは、最新技術が搭載された高性能センサーや拡張オプションによる強化カスタマイズが可能などの特徴があります。
HORNETの製品に興味のある方は、カーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」にて無料相談を受け付けているので、この機会にご相談ください。
VIPER
VIPERは、「専用リモコンによる完全制御」「業界最高峰の多重センサーシステム」など、最先端テクノロジーで愛車の徹底ガードができるカーセキュリティです。
窃盗犯のあらゆる手口に対応できる防犯機能を持っているうえ、オプション拡張性も非常に高いため、愛車の防犯力を飛躍的に高めることができるでしょう。
VIPERの製品に興味のある方は、専門のセキュリティインストーラーが在籍しているカーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」にて無料相談を受け付けているので、この機会にご相談ください。
ハイエースの盗難が減ったことについて、まとめ
過去に比べてハイエースの盗難が減ったのは本当のことですが、依然として盗難件数のトップ5に入っていることからも、ハイエースの盗難対策は重要といえます。
「愛車の駐車環境に合った最適な防犯対策を知りたい!」という方は、カーセキュリティ市場トップシェアのカーセキュリティ専門店であるセキュリティラウンジにご相談ください。
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