車が盗難されやすい場所6選。不安な場所での駐車時に最適な対策も紹介!
2025.10.02
「車を停める場所が盗難されやすい場所なのかどうか知っておきたい」という方は多いでしょう。
「自宅駐車場は安心できるのか」「月極駐車場に停めると盗難が心配」といった悩みを解消するため、盗難されやすい場所の特徴を知って対策をしておきたいですよね。
今回は、車が盗難されやすい場所6選と、盗難されやすい場所に駐車するときの最適な防犯対策4選をご紹介します。
さらに、車の盗難が多い都道府県や、車が盗難されにくい駐車場の特徴、どんな場所でも注意したい盗難されやすい車の特徴についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
車が盗難されやすい場所6選
車が盗難されやすい場所6選は、以下の通りです。
- 一般住宅の屋外駐車場
- 手動式シャッターが付いた駐車場
- 屋外の月極駐車場
- 大通り近くの駐車場
- スーパーの駐車場
- 人通りが少なく照明のない駐車場
こちらでは、上記6つの車が盗難されやすい場所について解説していきます。
一般住宅の屋外駐車場
「自宅の駐車場は安全」と感じている方は多いかもしれませんが、一般住宅は車両盗難が最も多く発生する場所であり、令和6年では盗難の約4割が一般住宅で発生しています。(参照:2025年3月 警察庁 自動車盗難等の発生状況等について)
また、車両盗難の77.8%が屋外で発生していることからも、一般住宅の屋外駐車場は窃盗犯に狙われやすい場所といえるでしょう。(参照:2020年11月 一般社団法人 日本損害保険協会 第22回 自動車盗難事故実態調査結果)
手動式シャッターが付いた駐車場
手動式シャッターが付いた駐車場に車を停めている場合も、盗難の注意が必要です。
シャッター付きの駐車場は「車種を特定されにくい」「開閉時に音が鳴るので犯行の抑止になる」という盗難防止の期待ができる一方、ピッキングなどの手段で開けられてしまうリスクがあります。
屋内の駐車場であっても盗難被害は発生しているため、手動式シャッターの場合もリスクに備えた防犯対策を検討するのが良いでしょう。
屋外の月極駐車場
屋外の月極駐車場も車の盗難がされやすい場所といえます。
これは、車両盗難のほとんどが屋外で発生しているうえ、月極駐車場には以下の特徴があるため、窃盗犯に狙われやすいからです。
- 夜中に管理者が不在になる
- 監視カメラの死角がある
- 窃盗犯にとって情報収集がしやすい
一般的な月極駐車場は、深夜から早朝まで管理者が不在になることも多く、犯行がしやすい状況になってしまいます。
また、多くの月極駐車場では監視カメラが入口付近のみに設置されているため、監視カメラの死角になる場所では犯行が行われやすくなるのです。
加えて、月極駐車場は「ターゲットにする車の情報」「オーナーの入出庫時間」「駐車場の警備体制」などの情報を集めやすいという特徴もあります。
大通り近くの駐車場
大通り近くの駐車場も、車が盗難されやすい場所と考えられます。
大通りは人目につきやすいものの、「大通りへ逃げ込めば他の車に紛れて逃走できる」という特徴もあるため窃盗犯に狙われやすくなります。
特に深夜になると、大通りでも目線が届きにくい状況になるため、犯行が行われやすいです。
スーパーの駐車場
スーパーやショッピングセンターの駐車場も、車の盗難に注意すべき場所です。
「多くの人がいるから安心」と感じる方もいるかもしれませんが、不特定多数の人が行き交う場所だからこそ、犯人が車の盗難をするときも周りから「その車のオーナーかな」と思われて犯行に気付かれないことも。
「まさかスーパーの駐車場で盗難被害に遭わないだろう」と防犯意識が薄れる場所でもあるので、特に注意が必要といえるでしょう。
人通りが少なく照明のない駐車場
人通りが少なく照明のない駐車場は、窃盗犯に狙われやすい場所だといえます。
人の目を気にせずターゲットの情報収集ができるうえ、照明がなければ夜間の犯行が容易になります。
このような窃盗犯に好まれやすい環境に駐車する場合は、強固な防犯対策の実施が重要でしょう。
車の盗難が多い都道府県
車の盗難が多い都道府県は、以下の通りです。
- 愛知県
- 埼玉県
- 千葉県
- 茨城県
- 神奈川県
上記の5県は車両盗難の全体認知件数うち56.8%を占めているため、特に盗難への対策が大切な地域といえるでしょう。(参照:2025年3月 警察庁 自動車盗難等の発生状況等について)
車が盗難されにくい駐車場の特徴
車が盗難されにくい駐車場の特徴には、以下のようなものがあります。
- 人通りが多い
- 見通しが良く明るい駐車場
- 立体駐車場
- セキュリティ対策が充実した駐車場
住宅密集地などの人通りが多い場所や、見通しが良く照明の明るい駐車場を選ぶと盗難のリスクを減らせるでしょう。
加えて、立体駐車場といったセキュリティ対策が備わった駐車場を選ぶのもポイントです。
「24時間体制の防犯対策」「頻繁な巡回」「セキュリティゲートの設置」のような対策がされている駐車場は、防犯性が高いといえます。
しかし、駐車場選びで盗難のリスクはある程度減らせるとはいっても、盗難を確実に防げるわけではないため、カーセキュリティなどの適切な防犯対策を検討することが重要です。
【どんな場所でも注意】盗難されやすい車の特徴
どんな場所でも注意したい「盗難されやすい車の特徴」は、以下の通りです。
- 国内海外で人気のある車種
- 高級車や新型車
- 防犯対策のされていない車
国内だけではなく海外でも人気のある車種は、窃盗犯によって国内で部品として売却されたり、海外へ輸出されたりするケースが多いです。
高級車や新型車も、窃盗によって多くの利益を得られることからターゲットにされやすいといえます。
また、防犯対策のされていない車は容易に盗難できることから、どんな車種であっても窃盗犯に狙われやすくなります。
盗難されやすい場所に駐車するなら!最適な防犯対策4選
盗難されやすい場所に駐車するときの最適な防犯対策4選は、以下の通りです。
- 照明で駐車場全体を照らす
- 防犯カメラを設置する
- スマートキーの電波遮断
- カーセキュリティを装備する
こちらでは、上記4つの防犯対策について解説していきましょう。
照明で駐車場全体を照らす
照明で駐車場全体を照らすと犯行が人目につきやすくなり、車両盗難の抑止になります。
特に、人や車が近付くと自動的に点灯するセンサーライトであれば、暗い駐車場がいきなり明るくなり周囲の人の目線が集まりやすくなるので防犯対策として効果的です。
防犯カメラを設置する
自宅駐車場に防犯カメラを設置すれば、犯行映像が残ることを嫌がる窃盗犯に対して優れた撃退効果が期待できます。
特に、AI防犯カメラであれば、AIが不審な侵入者を検知してアラーム音で威嚇する機能や、異常をスマホに通知する機能があるため、駐車場の防犯対策に最適です。
スマートキーの電波遮断
スマートキーの電波遮断を行えば、「リレーアタック」というスマートキーの電波を利用して車を盗難する犯行手口への対策ができます。
電波を遮断する方法としては、専用ケースにスマートキーをしまったり、スマートキーの「節電モード」を活用したりなどが挙げられます。
カーセキュリティを装備する
盗難されやすい場所に駐車するのであれば、カーセキュリティの装備で防犯対策を行うのがおすすめです。
カーセキュリティとは、車両盗難などの犯罪対策に導入する装置のことで、不正なエンジン始動を防いだり、異常時に音や光で威嚇したりなど、幅広い機能の導入が可能です。
プロ窃盗団の手口はデジタル化によって巧妙になっていますが、最先端のテクノロジーを利用したカーセキュリティであれば強固に対策を行うことができます。
カーセキュリティ専門店「セキュリティラウンジ」では、用途や防犯レベルに合わせて最適なカーセキュリティのご紹介が可能なため、ぜひこの機会にご相談ください。
車が盗難されやすい場所、まとめ
今回の記事でご紹介した「車が盗難されやすい場所6選」に該当する駐車場を利用している場合は、防犯対策の実施を検討してみましょう。
自宅駐車場や月極駐車場など、場所に限らず対策ができるカーセキュリティの装備は、盗難対策にぴったりです。
「現在利用している駐車場に最適な対策を知りたい!」という方は、カーセキュリティ市場トップシェアのカーセキュリティ専門店であるセキュリティラウンジにご相談ください。
現在開催している無料セキュリティ相談では、最新の盗難手口の対策方法や、セキュリティ対策がされた実際のデモカー体験、防犯のプロへの相談ができるので、ぜひこちらのページからお近くの店舗へのご来店予約をしてみてください。