イモビライザーとアラーム型セキュリティの違いとは?製品選びのポイントを押さえて防犯性能を高めよう
2026.04.21
「後付けのカーセキュリティを導入しようと考えているんだけど、イモビライザーとアラーム型セキュリティの違いを知りたい」という方は多いでしょう。
今回は、イモビライザーとアラーム型セキュリティの違いや、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
さらに、イモビライザーとアラーム型セキュリティを選ぶときのポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
イモビライザーとアラーム型セキュリティの違い

こちらでは、イモビライザーとアラーム型セキュリティそれぞれの特徴や異なる点をご紹介します。
イモビライザーとは
イモビライザーとは、キーに埋め込まれたICチップのIDコードと車両側のIDコードを照合させ、一致した場合のみにエンジンが始動する仕組みのカーセキュリティです。
イモビライザーを導入することで物理的なキーだけではエンジン始動ができなくなるため、窃盗犯が合鍵を不正に作成したとしても盗難のリスクを軽減できます。
アラーム型セキュリティとは
アラーム型セキュリティとは、車の異常を検知したときに音や光で警報を発するカーセキュリティのこと。
「ガラス割り」「ドアのこじ開け」「不正なエンジン始動」といった異常を検知したときに作動し、周囲に大音量を鳴らすなどで犯人を威嚇します。
イモビライザーとアラーム型セキュリティの違い
イモビライザーとアラーム型セキュリティの大きな違いは、対策の目的です。
イモビライザーは「不正なエンジン始動を防ぐ」ことを目的としており、アラーム型セキュリティは「車両の異常時に警報する」ことを目的にしています。
次章からは、より詳しくそれぞれのメリットとデメリットについて解説していきます。
イモビライザーのメリット・デメリット

イモビライザーのメリット・デメリットは、以下の通りです。
- メリット:盗難防止効果が高い
- メリット:車両保険で割引が適用されることもある
- デメリット:車上ねらいの対策には向かない
こちらでは、上記3つについて解説していきます。
メリット:盗難防止効果が高い
イモビライザーの最大のメリットは、盗難防止効果が高いということです。
イモビライザーは、電子認証によって鍵と車両のIDが一致しなければエンジン始動できないため、正規の鍵以外による不正なエンジン始動(合鍵による盗難や鍵穴破壊による盗難)などを防ぐことができます。
実際、イモビライザーなどが平成15年から普及促進をされ始め、自動車盗難認知件数は平成15年ピーク時の6万4,223件から、令和7年には6,386件とピーク時の1割以下にまで減少しています。(参照:国土交通省 自動車における犯罪防止対策、令和8年2月 警察庁 自動車盗難等の発生状況等について)
メリット:車両保険で割引が適用されることもある
「車両保険で割引が適用されることがある」ということも、イモビライザー導入のメリットといえます。
「盗難防止装置割引(イモビライザー割引)」により、車両保険の保険料の3%前後が割引かれることがあるため、お得に盗難防止効果を高められるでしょう。
デメリット:車上ねらいの対策には向かない
イモビライザーの目的は不正なエンジン始動を防ぐことなので、車内の金目のものを盗難する「車上ねらい」の対策には向きません。
犯人が、ピッキング・ガラス割り・ドアのこじ開けといった方法で車両へ侵入することを防止するには、車両の侵入を検知して警報を鳴らす仕組みなどが必要になります。
アラーム型セキュリティのメリット・デメリット

アラーム型セキュリティのメリット・デメリットは、以下の通りです。
- メリット:車上ねらいの対策に効果的
- メリット:比較的安価に導入できる
- デメリット:盗難対策の効果は限定的
こちらでは、上記3つについて解説していきます。
メリット:車上ねらいの対策に効果的
アラーム型セキュリティは、「車上ねらい」の対策に効果的なカーセキュリティです。
「ガラス割り」「ドア・トランク・ボンネットのこじ開け」発生時の異常を検知し、犯人の嫌がる音や光で周囲に警報するため、金品の盗難防止につながります。
車上ねらいはコンビニやスーパーなど場所を選ばず発生している犯罪であり、警察も車上ねらいの対策として盗難防止警報機の取り付けを推奨しています。(参照:大阪府警察 みんなの犯罪被害防止対策)
メリット:比較的安価に導入できる
アラーム型セキュリティには、比較的安価に導入できるというメリットもあります。
車両盗難対策には「約100,000円〜」のコストがかかることもありますが、車上狙い対策のアラーム型セキュリティであれば「約60,000円〜」のコストで導入することが可能です。
デメリット:盗難対策の効果は限定的
アラーム型セキュリティの目的は、音や光で警報して犯人を威嚇し、追い払うことにあるため、盗難対策の効果は限定的となります。
例えば、「CANインベーダー」のような車両の通信システムを悪用する高度な手口が使われる場合、物理的にドアロックを開けないためアラームが鳴りません。
CANインベーダーは、高級SUVやミニバンなどを中心に多くの被害が発生しており、このような巧妙な手口には他の対策も必要になります。
イモビライザーとアラーム型セキュリティを選ぶときのポイント

イモビライザーとアラーム型セキュリティを選ぶときの重要なポイントには、以下の3つがあります。
- 車両盗難と車上ねらいの対策なら併用がおすすめ
- 車種や駐車環境に合った製品選びや施工を行う
- 「IMBマーク」「保安基準適合マーク」のある製品を選ぶ
こちらでは、上記3つのポイントをそれぞれ解説していきましょう。
車両盗難と車上ねらいの対策なら併用がおすすめ
イモビライザーとアラーム型セキュリティはそれぞれ目的が異なるので、車両盗難や車上ねらいの対策をするためには、2つを併用することをおすすめします。
この2つを組み合わせることで、不正なエンジン始動による盗難防止、犯行発生時の警報による威嚇の両方を実現できます。
車両盗難のより強固な防犯対策を検討している方は、「CANインベーダー」「リレーアタック」などの高度な手口にも対策できるカーセキュリティを選びましょう。
車種や駐車環境に合った製品選びや施工を行う
イモビライザーやアラーム型セキュリティなどのカーセキュリティを探す際は、車種や駐車環境に合った製品選びや施工を行うことが必要です。
多くのカーセキュリティ製品がある中で実際に効果を発揮するものは一部のみなので、適切な製品選びができなければ効果的な防犯対策は講じられません。
また、車種や駐車環境に応じた施工ができていない場合も、防犯性が大きく低下してしまうことがあるうえ、誤報・電気トラブル・車両故障などを引き起こす可能性があります。
このため、製品選びも含めて信頼性の高い実績豊富な専門店に任せるのが良いでしょう。
保安基準に適合している製品を選ぶ
イモビライザーとアラーム型セキュリティを選ぶ際は、「IMBマーク」「VASマーク」のある製品を選ぶことを必ず押さえておきましょう。
クルマに装着する盗難防止装置には、道路運送車両法によって守らなくてはいけない技術基準が定められています。
保安基準適合試験を合格した製品には、イモビライザーの登録品に「IMBマーク」、盗難発生警報装置の登録品に「VASマーク」が発行されているため、気になるカーセキュリティを見つけたときは一般社団法人全国自動車用品工業会(JAAMA)のホームページで登録されているかをチェックしましょう。
また、無線リモコンを使用する製品は、日本の「電波法」に適合していなければいけませんが、並行輸入品の中には日本の電波法に不適合の場合があります。
インターネット販売や個人店舗などで購入する際には十分注意し、安心できるカーセキュリティ製品を選びたい方は信頼できるカーセキュリティ専門店に任せてみましょう。
イモビライザーとアラーム型セキュリティの違い、まとめ

今回は、イモビライザーとアラーム型セキュリティの違いや、それぞれのメリット・デメリットなどをご紹介しました。
近年の盗難手口は高度化しており、単体の対策だけでは不十分なケースも増えています。そのため、「複数の防犯機能を組み合わせた総合的なカーセキュリティ対策」が重要です。
その点、VIPERカーセキュリティシステムは、アラームによる威嚇・通知機能に加え、エンジン始動を制御するスターター停止機能を標準装備しており、車上狙い対策から自動車盗難防止まで幅広く対応できるハイエンドカーセキュリティシステムです。
こうした高性能なカーセキュリティも、車種や使用環境に応じた適切な設計・取付が重要となります。
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