車の盗難防止に物理的な対策は有効?ハンドルロック・タイヤロックの効果と限界を解説

丸山

記事の監修 セキュリティラウンジ 名古屋 丸山 店長

防犯設備士、VIPER取付士、2級自動車整備士の資格を持つカーセキュリティの専門家。 セキュリティラウンジ名古屋店の店長として12年以上にわたり、車種ごとの特性やお客様の使用環境に合わせたカーセキュリティの提案・施工に携わってきました。 カーセキュリティの取付実績は1,000台以上。 国産車・輸入車・ネオクラシックカーなど幅広い車種に対応し、盗難手口の変化や車両ごとの構造を踏まえた、実用性と防犯性のバランスを重視したカーセキュリティをご提案しています。

「車の盗難防止に物理的な対策は有効なの?」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

今回は、物理的な対策の種類、車の盗難は物理的に防止できるのか、車の盗難防止には「物理的対策+電子的対策」の併用が重要ということについてご紹介します。

さらに、車の盗難防止におすすめの物理的対策、物理的な盗難防止対策を選ぶときのポイントなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

車の盗難防止に使われる「物理的な対策」とは

車の盗難防止に使われる「物理的な対策」は、以下の通りです。

  1. ハンドルロック
  2. タイヤロック
  3. 電波遮断キーケースや車用カバーも物理的対策の一つ

こちらでは、上記3つの対策について解説していきます。

ハンドルロック

車両のハンドルを物理的に固定することで、ハンドルの可動域を制限するものです。

窃盗犯に対して「犯行の時間がかかる」と思わせることで盗難の抑止効果が期待できます。

タイヤロック

タイヤに取り付けることで、タイヤの回転を制限することができる物理的な対策です。

車を動かせないようにすることで盗難防止につながるうえ、タイヤ・ホイールの盗難防止も期待できます。

電波遮断キーケースや車用カバーも物理的対策の一つ

「電波遮断キーケース」や「車用カバー」も物理的対策の一つとなります。

電波遮断キーケースで鍵を保管することで「リレーアタック」という盗難手口防止につながり、車用カバーは掛けることで車種の特定を難しくさせる効果があります。

車の盗難は物理的に防止できるの?

物理的な車の盗難防止には、以下3つのメリットがあります。

  1. 物理的な対策は盗難の抑止効果が期待できる
  2. 車両の移動に時間をかけさせる効果がある
  3. 購入後すぐに盗難防止対策を始められる

こちらでは、上記3点の物理的対策の効果について解説します。

物理的な対策は盗難の抑止効果が期待できる

物理的な対策は、犯人に「盗難に時間がかかる車だ」と思わせられるため、盗難の抑止効果が期待できます。

また、「対策をしていて防犯意識が高そう」という印象も与えられることから、犯行を躊躇させる効果につながるでしょう。

車両の移動に時間をかけさせる効果がある

もし、不正にエンジン始動をされたとしても、物理的な対策によって車両の移動を制限することが可能です。

例えばハンドルロックを装着している車両であれば、ロックを外さない限りハンドルを自由に動かせないため、ドアロック解除やエンジン始動だけでは盗難は難しくなります。

購入後すぐに盗難防止対策を始められる

ハンドルロックやタイヤロックは、カー用品店やECサイトなどで比較的簡単に購入できます。

専門業者による取り付け工事を必要としない製品も多く、製品を購入し、手元に届き次第、すぐに盗難防止対策を始められる点がメリットです。

物理的な盗難防止対策だけでは不十分なケース

物理的な盗難防止対策だけでは不十分なケースには、以下の4つがあります。

  1. 工具で破壊・切断される可能性がある
  2. 装着忘れや保管の手間がある
  3. CANインベーダーやリレーアタックなど電子的手口への直接対策にはならない
  4. 盗難後の位置追跡やスマホ通知には対応できない

こちらでは、上記4つのケースについて解説していきます。

工具で破壊・切断される可能性がある

物理的な盗難防止対策だけでは、専用の工具で破壊・切断された場合に盗難の被害に遭う可能性があります。

電子的対策をプラスすることで、「犯行の抑止」だけでなく「盗難手口への対策」が可能となります。

装着忘れや保管の手間がある

物理的な盗難防止対策は、装着忘れや保管の手間がある点にも注意が必要です。

装着のしやすい製品を選ぶだけではなく、電子的な対策と組み合わせて愛車の防犯性能を強固にしましょう。

CANインベーダーやリレーアタックによるエンジンの不正始動は防げない

ハンドルロックやタイヤロックは、CANインベーダーやリレーアタックなどによるエンジンの不正始動そのものを防ぐ対策ではありません。

ただし、不正にエンジンを始動された場合でも、ハンドルの操作やタイヤの回転を制限し、車両をすぐに移動できないようにする効果が期待できます。

そのため、ハンドルロックやタイヤロックだけに頼るのではなく、不正なエンジン始動を防ぐ電子的なカーセキュリティと併用することが重要です。

盗難後の位置追跡やスマホ通知には対応できない

物理的な盗難対策のみでは、万が一盗難をされてしまったときの対応が難しくなります。

このため、盗難発生時にもスムーズな対応ができるように、「位置追跡」や「異常が発生した際のスマホ通知」を可能とする電子的な対策を取り入れましょう。

車の盗難防止には「物理的対策+電子的対策」の併用が重要

車の盗難防止には「物理的対策+電子的対策」の併用が重要であり、プラスで検討するべき電子的な対策には以下の3つがあります。

  1. イモビライザーで不正なエンジン始動を防ぐ
  2. アラーム型セキュリティで異常を検知・威嚇する
  3. GPSやスマホ通知で盗難後の早期発見につなげる

こちらでは、上記3つの電子的対策について解説します。

イモビライザーで不正なエンジン始動を防ぐ

車の盗難防止対策を行う際は、イモビライザーで不正なエンジン始動を防ぐことが大切です。

イモビライザーは、エンジン始動の際に電子的なID認証を行うセキュリティであるため、犯人にキーを複製された場合でもエンジン始動の防止につながります。

アラーム型セキュリティで異常を検知・威嚇する

アラーム型セキュリティは、車の異常を検知したときに音や光で警報を発し、犯人を威嚇するセキュリティです。

「ガラス割り」「ドアのこじ開け」といった方法で、犯人が車内へ侵入することを防ぐ効果が期待できます。

イモビライザーとアラーム型セキュリティの違いとは?製品選びのポイントを押さえて防犯性能を高めよう

GPSやスマホ通知で盗難後の早期発見につなげる

盗難後の早期発見につなげるためには、物理的な対策の他に「GPSでの車両追跡」や「異常を検知してスマホへ通知するシステム」を導入することがおすすめです。

GPSやスマホへの通知システムを装備すると素早く異常に気づけるうえ、盗難された車両の早期発見により無事に戻ってくる可能性を向上させられます。

車の盗難防止におすすめの物理的対策

車の盗難防止におすすめの物理的対策は、以下の3つです。

  1. LEDスキャナー付ダイヤル式ハンドルロック
  2. メタルワイヤー式ハンドルロック
  3. ディンプルキー採用タイヤロック

こちらでは、上記3つの物理的な対策について解説していきます。

LEDスキャナー付ダイヤル式ハンドルロック

LEDスキャナー付のハンドルロックであれば、夜間でも光で防犯アピールが可能となり、盗難の抑止効果が向上します。

また、ダイヤル式であれば専用キーが必要ないため、鍵の持ち歩きや紛失の心配がある方も安心です。

 

メタルワイヤー式ハンドルロック

メタルワイヤー式ハンドルロックは、ワイヤーをハンドルに通して、シートベルトバックルに差し込むだけで固定できる利便性の高い製品です。

軽量かつコンパクトなので収納もしやすいメリットがあります。

ディンプルキー採用タイヤロック

ディンプルキー採用タイヤロックは、ピッキングされにくいディンプルキーを使っているので高い犯罪抑止効果を期待できる製品となります。

数秒で簡単に取り付けできる製品なら装着忘れを防ぐこともできるでしょう。

物理的な盗難防止対策を選ぶときのポイント

物理的な盗難防止対策を選ぶときのポイントは、以下の4つです。

  1. 切断に強い素材か
  2. 装着が簡単か
  3. 十分に防犯アピールできるか
  4. サイズが合っているか

こちらでは、上記4つのポイントについて解説します。

切断に強い素材か

物理的な盗難防止装置には、特殊合金・アルミ・強化プラスチックといった素材がありますが、「切断によるリスクに備えたい」という方には特殊合金がおすすめです。

また、ダブルロック方式の製品であれば、ステアリングのスポークを挟み込んで固定できるため防犯効果に優れます。

装着が簡単か

装着忘れを防ぐためにも、日々の装着が手間にならないかどうかを考慮して選びましょう。

ハンドルにワイヤーを通し、シートベルトバックルに差し込むだけで固定できるワイヤー式ハンドルロックは、特に簡単に装着できる製品となります。

十分に防犯アピールできるか

十分な防犯アピールをして犯行抑止につなげるためにも、「目立つ色か」「LEDスキャナーなどの視覚効果があるか」「防犯ステッカー付きか」をチェックすることが大切です。

目立つ色やLEDスキャナー付きの物理的な対策をしたうえで、窓ガラスの防犯ステッカーで犯人に盗難防止機器を装着していることをアピールして抑止効果を高めましょう。

サイズが合っているか

車両に装着可能なサイズかを判断するため、必ず製品の装着条件を確認しましょう。

長さの調整可能な製品であれば、より幅広い車両に対応できる可能性があります。

カーセキュリティは本当に意味がない?愛車を守れる製品選びと取り付け方法を詳しく解説!

物理的なセキュリティでの盗難防止に不安のある方は専門店に相談してみよう

物理的なセキュリティでの盗難防止に不安のある方は、専門店への相談がおすすめです。

専門店であれば、「物理的な対策と組み合わせる具体的な製品を知りたい」「駐車環境に合った盗難対策がしたい」といった幅広い相談に応えられます。

セキュリティラウンジでは、防犯のプロフェッショナルが愛車を守れるカーセキュリティ製品を選び、累計50,000台以上の施工実績で培った取り付け技術で防犯性能を最大限に引き出します。無料セキュリティ相談はこちらから承っております。

車の盗難を物理的に防止する、まとめ

今回は、物理的な対策の種類、車の盗難は物理的に防止できるのか、車の盗難防止には「物理的対策+電子的対策」の併用が重要ということなどについてご紹介しました。

「愛車を守るためにプロ窃盗団の手口を幅広く対策したい」という方は、累計50,000台以上の施工実績を持つカーセキュリティ専門店セキュリティラウンジにご相談ください。

現在、無料セキュリティ相談を開催しており、最新の盗難手口の対策方法セキュリティ対策がされた実際のデモカー体験防犯のプロへの相談ができるので、ぜひこちらのページからお近くの店舗へのご来店予約をしてみてください。

取付実績50,000台以上!

セキュリティラウンジの取付実績は、累計取り付け台数50,000台突破!
ご紹介の許可をいただきました取付実績例を一部ご紹介します。

お近くの店舗を探す

お近くのセキュリティラウンジをお探しですか?
全国の各店舗で、高い技術力と充実のアフターサービスをご提供中。
最寄りの店舗を見つけて、大切な愛車のセキュリティ対策は私たちにお任せください!

全国出張取付も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
※一部地域を除く

無料セキュリティ診断

カーセキュリティにお悩みがある方は、
どんなことでもお気軽にご相談ください!

今すぐ無料相談する
ページトップボタン